
六四卦の五六番目に位置するのが、火山旅(かざんりょ)。艮卦☶(ごんけ)の上に、離卦里(りけ)が乗っかっている形になります

上卦は、離卦☲(りけ)です。離卦は両サイドに陽爻を持ち陰爻が陽爻に包まれた形となり、火を表し、家族のなかでは次女を表します。
下卦は艮卦☶(ごんけ)です。艮卦は陰爻2段の上に陽爻が乗った形で、家族においては末っ子 三男をあらわします。八卦においては山を表しています。
旅とは
火山旅(かざんりょ)のイメージ
火山旅(かざんりょ)の六爻
火山旅(かざんりょ)の六爻は、下から順番に、初爻、二爻。三爻、四爻、五爻、六爻の並びが、初陰、二陰、三陽、四陽、五陰、上陽と並んだ状態を、火山旅(かざんりょ)といいます。

六爻の位置は社会的位置を表しています。 初爻は庶民、二爻は士、三爻は大夫(たいふ)、四爻は公卿(こうけい)五爻は、君主、上爻は隠居した君主、あるいは知識人となります。
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