記事

地火明夷(ちかめいい)六四卦 易経 周易で観る八人家族の関係性 六四卦、三六番

地火明夷(ちかめいい)

六四卦の三十六番目に位置するのが、地火明夷(ちかめいい)離卦☲(りけ)の上に坤卦☷(こんけ)が乗っかっている形になります。

【風水】風水と幸運。伏義が手にしている曲尺。魯班尺 曲尺と伏羲の持つ定規。 魯班尺 魯班尺 (ろはんじゃく)というものがあります。 魯班尺は、は1尺2寸を八等分して1寸...

上卦の坤卦☷(こんけ)です。坤卦は陰中の陰を表し、家族の中では母を表して、八卦においては地を表します。

下卦は、離卦☲(りけ)です。離卦は両サイドに陽爻を持ち陰爻が陽爻に包まれた形となり、火を表し、家族のなかでは次女を表します。

上卦の坤卦☷(こんけ)です。大地の生命の源としての母ですが、眼下に分厚い雲を落としてしまえば、次女は、月明かりの下で薄暗に中で、灯す光は、自身の周りを照らすだけの明るさしかありません。

天に上る光は全体を輝かせ命の息吹を実らせますが、母親の意見と対立してしまう次女の手元の光は、自身を照らすだけにとどまっています。ここにおいて、互いに私が正しいと意見を対立させた時、そこには、それぞれに、正義や正しさ、愛情の表し方があります。

【風水】沖縄の風水。蔡温がおこなった地理風水 蔡温がおこなった地理風水 久米三十六姓の蔡温 1682年 久米村 蔡氏志多伯卦に生まれた蔡温は、幼少の頃より、論語や儒教...

しかし、時として、正しさが、障害になる場合もあります。【私が正しいのだから、この正しさに従え』と言ってみても、その正しさが、正しいからと言って、正しくないことは、いくらでもあります。これが常識だと思っていても、国が違えば常識が、非常識になり、時代が変われば、常識として思っていたことが、通じないことは、いくらでもあるのです。

故に、ここでは、自らを省みる必要が起こってきます。

空に昇る月に雲がかかり、どんなに明るく照らそうとしても、その愛の光が届かないので、次女は、自分自身の手元にある弱い光で、まわりを照らすしかないのです。陰爻が強く現れる地火明夷(ちかめいい)の卦は、自らの立場を見つめる絶好の機会であり、親の愛が届いていないと、自らの手元しか照らさない自らを見つめる機会であると言えます。

明夷とは、

太陽が地中に隠れた状態を明夷(めいい)といいます。

このようなときは、内面を見つめ、内に明知(めいち)を育て、徳(とく)を育てる期間といえます。世の中には、多くの教えがあり、家庭では、親が子供に言い聞かせる教えがあり、学校に行けば、先生から多くの勉強や指導を受け、部活においては、体の鍛錬や、心の持ち方を指導されます。

ねむりながら成功する マーフィー教授と易の世界 眠りながら成功する。マーフィー教授の求めたもの 八卦の表す世界は、六四卦に影響を与え、読み解くことで起こりうることを表現します。...

世の中には、貧困から抜け出す経済学や、会社での、技術、社会での姿勢を教え込まれるでしょう。それらの教えは、私にとってとても大切なことであると認識します。それは、人生をより明るく、知恵深くしてくれます。無知でいれば、発展もありませんが、知識と知恵は、私の人生を豊かにしてくれるものになるでしょう。

日が沈み、隠れた夜のときに、より内面に磨きをかける良い時期として、地火明夷(ちかめいい)は示していると言えます。

地火明夷(ちかめいい)のイメージ

【風水】風水の歴史を観る。 蔵風得水の法。気を扱う文化。 風水にとって、風と水は重要です。風水にとっては吉地選択は重要な存在なのです。①に山(龍脈)②に水(...

明夷。利艱貞
「明夷」の時は、困難に耐 えて貞正を守るのが良い

「明夷」は光を失い暗さが増す
自分の正義が通じず、やっていたことが評価されないので、希望をなくしやる気をなくし、自暴自棄におちいる衰運の相が出ます。どんな環境であろうとも日々の思いの蓄積で選ぶ道です。このような状態に陥るのは、自分の日々の習慣に影響されます。自らが正しいことは、正しいといっても、正しいことではない場合があります。

地火明夷(ちかめいい)の六爻

地火明夷(ちかめいい)の六爻は、下から順番に、初爻、二爻。三爻、四爻、五爻、六爻の並びが、初陰、二陰、三陰、四陽、五陰、上陽と並んだ状態を、地火明夷(ちかめいい)といいます。

【風水】管輅は、神童と呼ばれた。三国時代に生まれた風水師。  風水の草創期 時代は前漢建国の前後、三国時代,曹操、劉備の暴れまわった時代に管輅(かんろ)は生まれました。管輅は、三国時代に生ま...

六爻の位置は社会的位置を表しています。 初爻は庶民、二爻は士、三爻は大夫(たいふ)、四爻は公卿(こうけい)五爻は、君主、上爻は隠居した君主、あるいは知識人となります。

上陰 明徳なく、天子は四海に君臨するが、道を失い、ついには、転落する。

五陰 箕子は明(みん)をくらまして、志操(しそう)を貫板が聞き入れられず、恨みを買う。
【箕子(きし、生没年不詳)は、中国殷王朝の政治家。文武丁の子で帝乙の弟。帝辛(紂王)の叔父にあたる。箕の国に封じられたので箕子と呼ばれる。】

四陰 暗黒支配者の内部にいて、その腹中を知り尽くす。悪の元凶は善にはなり得ない。環境から逃れる術を持ちなさい。速やかに逃れよ。

三陽 明が夷(やぶ)れ 暗黒の支配する。断固として、起き上がり、敵の支配を一掃する心に悪魔が宿ることが無いように、清め、明夷の元凶を捉えて、志を果たす。しかし、性急(せいきゅう)に正そうとしてはならない。

二陰 明が夷(やぶ)れ 暗黒の支配が進む。左股(ひだりまた)【人にとっての重要な部分】を傷つけられる、しかし、従順であれ、端正(姿勢が整っている、目的がぶれない)であるから、部下さえ強靭なら救われる。吉

初陽 明が夷(やぶ)れ、暗黒が支配する。そのかすかな兆(きざ)しを見たならば、速やかに、その群れを離れ、翼を収めることだ、暗黒の世に、禄(神の幸い)を食(は)むのは義に反する。そのこと故に、飢えるかもしれない、行く先ざきで非難されるかもしれないが、気に止むことはない。

【風水】陰宅風水で人助け。救貧先生 楊筠松の残した選地術 救貧先生。大地に立つ楊筠松(よういんしょう) 唐代から南宋までの時代(紀元618年〜1279年)は、風水学の全盛期にあたった時期...

64卦

周易 上経 30卦

NO六爻上卦下卦
1乾為天(けんいてん)☰ 乾 ☰ 乾
2坤為地(こんいち)☷ 坤☷ 坤
3水雷屯(すいらいちゅん)☵ 坎 ☳ 震
4山水蒙(さんすいもう)☶ 艮 ☵ 坎
5水天需(すいてんじゅ)☵ 坎 ☰ 乾
6天水訟(てんすいしょう)☰ 乾 ☵ 坎
7地水師(ちすいし)☷ 坤 ☵ 坎
8水地比(すいちひ)☵ 坎☷ 坤
9風天小畜(ふうてんしょうちく)☴ 巽☰ 乾
10天沢履(てんたくり)☰ 乾 ☱ 兌
11地天泰(ちてんたい)☷ 坤 ☰ 乾
12天地否(てんちひ)☰ 乾 ☷ 坤
13天火同人(てんかどうじん)☰ 乾 ☲ 離
14火天大有(かてんたいゆう)☲ 離 ☰ 乾
15地山謙(ちざんけん) ☷ 坤 ☶ 艮
16雷地豫(らいちよ)☳ 震 ☷ 坤
17沢雷随(たくらいずい)☱ 兌 ☳ 震
18山風蠱(さんぷうこ)☶ 艮 ☴ 巽
19地沢臨(ちたくりん)☷ 坤 ☱ 兌
20風地観(ふうちかん)☴ 巽 ☷ 坤
21火雷噬嗑(からいぜいこう)☲ 離 ☳ 震
22山火賁(さんかひ)☶ 艮 ☳ 震
23山地剥(さんちはく)☶ 艮 ☷ 坤
24地雷復(ちらいふく)☷ 坤 ☳ 震
25天雷无妄(てんらいむぼう)☰ 乾 ☳ 震
26山天大畜(さんてんたいちく)☶ 艮 ☰ 乾
27山雷頤(さんらいい)☶ 艮 ☳ 震
28沢風大過(たくふうたいか)☱ 兌☴ 巽
29坎為水(かんいすい)☵ 坎 ☵ 坎
30離為火(りいか)☲ 離 ☲ 離

周易 下経 34卦

NO六爻上卦下卦
31沢山咸(たくざんかん) ☱ 兌 ☶ 艮
32雷風恒(らいふうこう)☳ 震☴ 巽
33天山遯(てんざんとん) ☰ 乾☶ 艮
34雷天大壮(らいてんたいそう) ☳ 震 ☰ 乾
35火地晋(かちしん)☲ 離 ☷ 坤
36地火明夷(ちかめいい) ☷ 坤 ☲ 離
37風火家人(ふうかかじん)☴ 巽 ☲ 離
38火沢睽(かたくけい)☲ 離 ☱ 兌
39水山蹇(すいざんけん)☵ 坎 ☶ 艮
40雷水解(らいすいかい)☳ 震 ☵ 坎
41山沢損(さんたくそん)☶ 艮 ☱ 兌
42風雷益(ふうらいえき)☴ 巽 ☳ 震
43沢天夬(たくてんかい)☱ 兌 ☰ 乾
44天風姤(てんぷうこう)☰ 乾 ☴ 巽
45沢地萃(たくちすい)☱ 兌☷ 坤
46地風升(ちふうしょう) ☷ 坤☴ 巽
47沢水困(たくすいこん) ☱ 兌☵ 坎
48水風井(すいふうせい) ☵ 坎 ☴ 巽
49沢火革(たくかかく) ☱ 兌 ☲ 離
50火風鼎(はふうてい) ☲ 離 ☴ 巽
51震為雷(しんいらい) ☳ 震 ☳ 震
52艮為山(ごんいさん)☶ 艮 ☶ 艮
53風山漸(ふうさんぜん) ☴ 巽 ☶ 艮
54雷沢帰妹(らいたくきまい) ☳ 震 ☱ 兌
55雷火豊(らいかほう)☳ 震 ☲ 離
56火山旅(かざんりょ) ☲ 離 ☶ 艮
57巽為風(そんいふう)☴ 巽 ☴ 巽
58兌為沢(だいたく) ☱ 兌 ☱ 兌
59風水渙(ふうすいかん)☴ 巽 ☵ 坎
60水沢節(すいたくせつ) ☵ 坎 ☱ 兌
61風沢中孚(ふうたくちゅうふ)☴ 巽 ☱ 兌
62雷山小過(らいざんしょうか) ☳ 震 ☶ 艮
63水火既済(すいかきせい)☵ 坎 ☲ 離
64火水未済(かすいびせい)☲ 離 ☵ 坎