中華五術

干支の意味、10個の漢字が表す植物の成長日記 

干支の意味

陰陽五行という言葉を知っている方も多くいると思う。この陰陽五行とともに十干十二支も伝わってきて、その意味やら呼び方に苦労したのかもしれないが、様々な意味や呼び方が存在する。日本においては、兄を陽として、弟を陰としています。陰陽思想が出てきた古代中華においては、伏羲のさだめたものには男性が陽、女性が陰であったが、ここでは、兄弟に陽陰を当て、それに十干をあわせて、五行の意味合いをつなげています。

また、十干十二支をまとめて干支といいます。

干支の意味を知るために、干支の呼び名は、えと、かんし、と呼びますが、えとが言いやすいので、干支 = えと にしておきましょう。さて、干支に当てられている感じの意味は下の図のとおり 甲乙丙丁……と感じが続き10この漢字でできています。実際は植物の成長する姿をつなげています。 甲の字が受けるイメージが硬いであったりします。
亀の甲羅の見た目が変化して文字が甲の字が発生したので、甲羅は硬い、出会ったり、硬いは、種の殻となって当ててきたのでしょう。難しく考えることなく。甲の漢字の意味はこうなんだと思ってくださいね。

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十干の意味、漢字を知る。

こうぼく/木の兄/こう

木の兄 きのえ こう

きのえのイメージ
草木の種が、分厚い殻をかぶった状態
五行としてのイメージ
大樹 大樹が林の中で大きく伸びて、まっすぐ天に向かって茂り、堂々としています、長い年月を重ね年輪も増え、物静かに威風堂々とした姿を見せています。まさに大地にそびえ立つ大木です。

☆十干1番目 陰陽五行説 木の性質を割り当てられています。
この文字が表すのは
亀の甲羅をかたどった字であるため。固く強固な内容を意味します。


おつぼく/木の弟 / おつ

木の弟 きのと おつ

きのとのイメージ
芽を出したがまだまっすぐ出ていない状態

五行としてのイメージ
灌木(かんぼく)甲が1本ずつ独立して威風堂等と立っているのに対し、大樹の下に群生した草木といえます。灌木は群れた木であり、横に広がるやさしく温和なぅ先といえます。乙は、草木、蔓(つる)木の根を表しています。

☆十干2番目 陰陽五行説 木の性質を割り当てられています。
この文字が表すのは
字が表すようにくねくねとして伸びた形を意味します。


へいか/火の兄 / へい

火の兄 ひのえ へい

ひのえのイメージ
草木が成長してその形が明確のなる状態。

五行としてのイメージ
太陽「ギラギラした」熱い太陽。炎炎ともえる火であり、活気旺盛といえます。燃え盛る保のうであり、自然の火を表します。

☆十干3番目 陰陽五行説 火の性質を割り当てられています。
この文字が表すのは
両足を立てた台座の中央から芽が出て葉が張り出した形を意味します。


ていか/火の弟 / てい

火の弟 ひのと てい

ひのとのイメージ
草木の成長の形が充実した状態 、

五行としてのイメージ
ろうそくの炎、生木についた火のように、なかなか燃え上がらない火を表しています。まさにくすぶる火といえます。また、柔らかい揺らいでいる蝋燭の火のように強く自らを誇張しない日でもあります。

☆十干4番目 陰陽五行説 火の性質を割り当てられています。
この文字が表すのは
根を張り葉が伸びた安定した形を意味します。


ほど/土の兄 / ぼ

土の兄 つちのえ ぼ

つちのえのイメージ
草木がしげったる枝や根がよくはって勢いがいい状態

五行としてのイメージ
あまり高くない山や丘の土ですが、肥えた土を表します。また、地層が重なっている山を意味して、こういった土地は、種をまけば、養分が豊かであるため植物がよく育つため、周りに昆虫や動物が集まる良い土地です。

☆十干5番目 陰陽五行説 土の性質を割り当てられています。
この文字が表すのは
茂る、植物の成長が充実している形を意味します。


きど/土の弟 / き

土の弟 つちのと き

つちのとのイメージ
草木がしげったる枝や根がよくはって勢いよくしかも整った状態

五行としてのイメージ
田畑の土や、低地にある開梱された土地であったり、谷間や原野を表しています。

☆十干6番目 陰陽五行説 土の性質を割り当てられています。
この文字が表すのは
物事が整然としていることを意味します。


こうきん/金の兄 / こう

金の兄 かのえ こう

かのえのイメージ
草木が成熟仕切って新たなものに変化する状態

五行としてのイメージ
硬い金属 剛金、原石を表し、よく鍛えられた刀のようにまっすぐに見据えられ、よく鍛えられた刀身を持っています。
☆十干7番目 陰陽五行説 金の性質を割り当てられています。
この文字が表すのは
更なることにつながり、植物の成長が止まってしまったことを意味します。


しんきん/金の弟 / しん

金の弟 かのと しん

かのとのイメージ
草木が枯れはてて新たに生命が生まれようとする状態

五行としてのイメージ
柔らかい金属 軟金、柔らかい貴金属は打たれても伸びる貴金属のように叩かれてもよく伸びる金塊やアルミ、すずなどです。
☆十干8番目 陰陽五行説 金の性質を割り当てられています。
この文字が表すのは
同音の辛と繋がり、新たに生まれる世代が変わることを意味します。


じんすい/水の兄 / じん

水の兄 みずのえ じん

みずのえのイメージ
「壬」の文字と同じ新しい草木が妊んだ状態

五行としてのイメージ
海 大河 洪水の水というよく動く水であったり、活動する水、躍動する水といえます。絶えず動くことで、大地を削り、自らの行く方向を切り開く水です。
☆十干9番目 陰陽五行説 水の性質を割り当てられています。
この文字が表すのは
妊娠の妊と同じ意味を持ち、植物の内部に種子が生まれてことを意味します。


きすい/水の弟 / き

水の弟 みずのと き

みずのとのイメージ
殻の内側の成長が十分満たされ新しい生命が計れるほど大きくなった状態
五行としてのイメージ
水滴 雨露 小川の水、水たまりの水、とどまる水を表し、霧のように静かに忍び寄る静止する水といえます。
☆ 十干10番目 陰陽五行説 水の性質を割り当てられています。
この文字が表すのは
揆(はるか)につながる植物の内部に育った種子が落ちて新しい生命が育つ寸前まで熟れていることを意味します。

指折り数えて

小さい頃、数字を数えるのに皆さんは、どうしましたか。
いい~ち に~い さ~んとお風呂で数えて10まで数えましょうとお母さんに言われて数えると。「じゃあ もう一回数えようか」と言って二回目の いい~ち に~い さ~ん と数を数えて、といった記憶が私にはあります。数字の10までは指をおりながら数えたものです。そう思うと人間の指は不思議と両手で10本そろっています。10まで数えるのに便利です。また、小学校に上がって算数が苦手だつたので、いつまでたっても指を使わないと数が数えられませんでした。
昔の人は、今のようにすべての人が数を知っていたり、文字が書けたりしていません。 そう思うと10本指で数えられる10でまとめるのが良かったのでしょう。ここに干支の意味が隠れています。

そのため、干支は10個の漢字でまとめて物事が 10日、10年と指で数えるほどにまとめてきました。最も天が定めた法則には規律があって陰陽五行もその規律や、法則から発生しています。人間の体の構造もその宇宙の中に含まれる規律や、法則があるので、手の形も左右、陰陽であらわしたり。親指の関節が2つで陰陽 指が片方で5指となっています。ですので10本指で数える10数はとても良くできていると思います。

それで、干支も10数で数えられ、その10数がループして3回繰り返したら一月が終わるので、10日で上旬、その次10日で中旬、その次10日で下旬となり十干で暦が読まれるようになりました。
物事は、偶然に思われることが多いのですが、偶然に指が10本とか、左右対称の腕とか偶然で片付けられません。実は、宇宙には法則があって、その規律や原則の中で、人も含めて自然界に存在します。
その自然の中の 法則や規律を見つけて、陰陽五行十干十二支にまとめてきたのでしょう。

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