六四卦

【易経】風山漸(ふうざんぜ ん) 六四卦 易経 周易で観る八人家族の関係性 六四卦、五三番

風山漸(ふうざんぜ ん)

六四卦の五三番目に位置するのが、風山漸(ふうざんぜ ん)。艮卦☶(ごんけ)の上に、巽卦☴(そんけ)が乗っかっている形になります。

上卦は、巽卦☴(そんけ)です。巽卦は、陰爻の上に陽爻が2段乗った形です。家族の中では、長女を表し、八卦においては風を表しています。

下卦は艮卦☶(ごんけ)です。艮卦は陰爻2段の上に陽爻が乗った形で、家族においては末っ子 三男をあらわします。八卦においては山を表しています。

漸とは

風山漸(ふうざんぜ ん)のイメージ

風山漸(ふうざんぜ ん)の六爻

風山漸(ふうざんぜ ん)の六爻は、下から順番に、初爻、二爻。三爻、四爻、五爻、六爻の並びが、初陰、二陰、三陽、四陰、五陽、上陽と並んだ状態を、風山漸(ふうざんぜ ん)といいます。

六爻の位置は社会的位置を表しています。 初爻は庶民、二爻は士、三爻は大夫(たいふ)、四爻は公卿(こうけい)五爻は、君主、上爻は隠居した君主、あるいは知識人となります。

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