【易経】兌為沢 (だいたく)六四卦 易経 周易で観る八人家族の関係性 六十四卦、五十八番
兌為沢(だいたく)

六十四卦の五十八番目に位置するのが、兌為沢(だいたく)となります。兌為沢(だいたく)を表す卦は、䷹は陽爻が2枚重なった上に陰爻が1枚乗った形になります。陽爻2枚は、父性、男性を表し、その上に母性、女性が鎮座しています。

上卦 下卦は、兌卦☱(だけ)です。兌卦(だけ)は陽爻を下に陰爻を上に据えた沢を表し、家族においては 末娘 三女を表しています。
これは強い父性に保護された女性が守られた形となります。父親や、兄たちにまもられた末娘は、大事な存在として、男性たちの上に鎮座しています。☱兌卦は喜びの卦であるため、兌卦の上に兌卦が重なる兌為沢(だいたく)は喜びの2条となっているので、人間は、幸せになるために生きていて、生きる基本は喜びがベースになっています。

子供は絶えず親の後を追いながら楽しいことを自然としています。それは、親が、自分をたえず守ってくれる安全安心の中で生きているからです。楽しい喜びを先行させる兌為沢(だいたく)は、日々希望が自然と寄ってきます。 子供の心をいつも持つ末娘であるので、ついつい自分の欲望を優先させますが、家族は許してしまいます。末息子に接するのと違い、可愛さといずれ、きれいになる末娘の欲望は 善であるといえます。
この卦はあなたは人生を楽しむために生まれてきたと言っています。
兌為沢(だいたく)のイメージ
兌。亨。利貞。
「兌」の時、通じる。貞正であれば良い
兌卦の象徴は、末娘 沢 娯楽 笑い 色情 愛嬌 喜びとなります。 沢和人々に神々しい喜びと癒やしを与えてくれます。都会や、人混みから離れて山間の沢を尋ねると、夜の優しい光や景色に人々は、自然と心が和み、優しい気持ちをおもだします。リセットされた心は喜びが巻き起こり、人間として生きている喜びも深く感じ取り、自然が与えてくれる美しさは、人の心の棘を削ぎ落とし、なめらかな心の形へといざなってくれます。緩やかな沢之せせらぎは、コロコロと石を何十年、何百年と転がしながら丸く丸く丸くしてくれるように、人の心を丸くして喜びの笑みを起こさせます。

兌は、純粋さを呼び起こし、その純粋。ピュアは、純粋に親を愛し、兄、姉を愛して行ける愛嬌があり、そういった喜びを喜びとして自然に表現できます。
こういった貞正であれば良いといえます。このように、兌為沢(だいたく)のイメージのでーすになるものは、愛してくれるものに自然と美を返し、愛を受けるという自然の中の循環を起こします。自然が美しく愛でるのはこういった無限の循環が起こっているからです。
循環は、生命の息吹を奮い立たせます。もし、私の生活に循環がない場合、それは死を示します。人は、呼吸という循環、血液の循環、交感神経、副交感神経の循環がなくなれば、セレは、死と直結します。
兌卦の象徴はこうした命の循環、喜びと楽しみ、感動と感謝 愛と美の循環によって成り立っています。人々は言葉を受けて喜びを言葉で表現します。舌はとても小さな器官でもありますが、人を賛美することも、人を罵倒することもできますが、罵倒されたものからは喜びを得られないように、喜びは賛美から生まれることを知らなければなりません。
兌為沢(だいたく)の六爻
兌為沢(だいたく)の六爻は、下から順番に、初爻、二爻。三爻、四爻、五爻、六爻の並びが、初陽、二陽、三陰、四陽、五陽、上陰と並んだ状態を兌為沢(だいたく)といいます。

六爻の位置は社会的位置を表しています。 初爻は庶民、二爻は士、三爻は大夫(たいふ)、四爻は公卿(こうけい)五爻は、君主、上爻は隠居した君主、あるいは知識人となります。

上陰 自らに取り巻きを作って喜ぶのは こころざしが低い 悪は徒党を組み、陰に引きずり込み、仲間を増やす。

五陽 騙そうと近づくものに対してもまごころで接するが、それゆえに危険が伴う。

四陽 幸せの価値を図るのに、物があふれるのが良いか、心の豊かさか迷い判別に狂う、熟慮して自らの悪、邪を退けるなら真の喜びが訪れる。

三陰 自分の思いを曲げてまでも人に合わせようとするなら、凶

二陽 人は互いに信じ 結ばれます。夫婦、親子も互いを認めせいいにあふれて喜びあい、悔いがなく 吉です。

初陽 猜疑心もなく疑うことの知らない心は、人と和して吉です。
64卦
周易 上経 30卦
| NO | 六爻 | 上卦 | 下卦 |
| 1 | 乾為天 (けんいてん) | ☰ 乾 | ☰ 乾 |
| 2 | 坤為地(こんいち) | ☷ 坤 | ☷ 坤 |
| 3 | 水雷屯(すいらいちゅん) | ☵ 坎 | ☳ 震 |
| 4 | 山水蒙(さんすいもう) | ☶ 艮 | ☵ 坎 |
| 5 | 水天需(すいてんじゅ) | ☵ 坎 | ☰ 乾 |
| 6 | 天水訟(てんすいしょう) | ☰ 乾 | ☵ 坎 |
| 7 | 地水師(ちすいし) | ☷ 坤 | ☵ 坎 |
| 8 | 水地比(すいちひ) | ☵ 坎 | ☷ 坤 |
| 9 | 風天小畜(ふうてんしょうちく) | ☴ 巽 | ☰ 乾 |
| 10 | 天沢履(てんたくり) | ☰ 乾 | ☱ 兌 |
| 11 | 地天泰(ちてんたい) | ☷ 坤 | ☰ 乾 |
| 12 | 天地否(てんちひ) | ☰ 乾 | ☷ 坤 |
| 13 | 天火同人(てんかどうじん) | ☰ 乾 | ☲ 離 |
| 14 | 火天大有(かてんたいゆう) | ☲ 離 | ☰ 乾 |
| 15 | 地山謙(ちざんけん) | ☷ 坤 | ☶ 艮 |
| 16 | 雷地豫(らいちよ) | ☳ 震 | ☷ 坤 |
| 17 | 沢雷随(たくらいずい) | ☱ 兌 | ☳ 震 |
| 18 | 山風蠱(さんぷうこ) | ☶ 艮 | ☴ 巽 |
| 19 | 地沢臨(ちたくりん) | ☷ 坤 | ☱ 兌 |
| 20 | 風地観(ふうちかん) | ☴ 巽 | ☷ 坤 |
| 21 | 火雷噬嗑(からいぜいこう) | ☲ 離 | ☳ 震 |
| 22 | 山火賁(さんかひ) | ☶ 艮 | ☳ 震 |
| 23 | 山地剥(さんちはく) | ☶ 艮 | ☷ 坤 |
| 24 | 地雷復(ちらいふく) | ☷ 坤 | ☳ 震 |
| 25 | 天雷无妄(てんらいむぼう) | ☰ 乾 | ☳ 震 |
| 26 | 山天大畜(さんてんたいちく) | ☶ 艮 | ☰ 乾 |
| 27 | 山雷頤(さんらいい) | ☶ 艮 | ☳ 震 |
| 28 | 沢風大過(たくふうたいか) | ☱ 兌 | ☴ 巽 |
| 29 | 坎為水(かんいすい) | ☵ 坎 | ☵ 坎 |
| 30 | 離為火(りいか) | ☲ 離 | ☲ 離 |
周易 下経 34卦
| NO | 六爻 | 上卦 | 下卦 |
| 31 | 沢山咸(たくざんかん) | ☱ 兌 | ☶ 艮 |
| 32 | 雷風恒(らいふうこう) | ☳ 震 | ☴ 巽 |
| 33 | 天山遯(てんざんとん) | ☰ 乾 | ☶ 艮 |
| 34 | 雷天大壮(らいてんたいそう) | ☳ 震 | ☰ 乾 |
| 35 | 火地晋(かちしん) | ☲ 離 | ☷ 坤 |
| 36 | 地火明夷(ちかめいい) | ☷ 坤 | ☲ 離 |
| 37 | 風火家人(ふうかかじん) | ☴ 巽 | ☲ 離 |
| 38 | 火沢睽(かたくけい) | ☲ 離 | ☱ 兌 |
| 39 | 水山蹇(すいざんけん) | ☵ 坎 | ☶ 艮 |
| 40 | 雷水解(らいすいかい) | ☳ 震 | ☵ 坎 |
| 41 | 山沢損(さんたくそん) | ☶ 艮 | ☱ 兌 |
| 42 | 風雷益(ふうらいえき) | ☴ 巽 | ☳ 震 |
| 43 | 沢天夬(たくてんかい) | ☱ 兌 | ☰ 乾 |
| 44 | 天風姤(てんぷうこう) | ☰ 乾 | ☴ 巽 |
| 45 | 沢地萃(たくちすい) | ☱ 兌 | ☷ 坤 |
| 46 | 地風升(ちふうしょう) | ☷ 坤 | ☴ 巽 |
| 47 | 沢水困(たくすいこん) | ☱ 兌 | ☵ 坎 |
| 48 | 水風井(すいふうせい) | ☵ 坎 | ☴ 巽 |
| 49 | 沢火革(たくかかく) | ☱ 兌 | ☲ 離 |
| 50 | 火風鼎(かふうてい) | ☲ 離 | ☴ 巽 |
| 51 | 震為雷(しんいらい) | ☳ 震 | ☳ 震 |
| 52 | 艮為山(ごんいさん) | ☶ 艮 | ☶ 艮 |
| 53 | 風山漸(ふうさんぜん) | ☴ 巽 | ☶ 艮 |
| 54 | 雷沢帰妹(らいたくきまい) | ☳ 震 | ☱ 兌 |
| 55 | 雷火豊(らいかほう) | ☳ 震 | ☲ 離 |
| 56 | 火山旅(かざんりょ) | ☲ 離 | ☶ 艮 |
| 57 | 巽為風(そんいふう) | ☴ 巽 | ☴ 巽 |
| 58 | 兌為沢(だいたく) | ☱ 兌 | ☱ 兌 |
| 59 | 風水渙(ふうすいかん) | ☴ 巽 | ☵ 坎 |
| 60 | 水沢節(すいたくせつ) | ☵ 坎 | ☱ 兌 |
| 61 | 風沢中孚(ふうたくちゅうふ) | ☴ 巽 | ☱ 兌 |
| 62 | 雷山小過(らいざんしょうか) | ☳ 震 | ☶ 艮 |
| 63 | 水火既済(すいかきせい) | ☵ 坎 | ☲ 離 |
| 64 | 火水未済(かすいびせい) | ☲ 離 | ☵ 坎 |

